全て目が離せないセッションの目白押しでしたが、
その中で2つのことをまとめてみました。
VimとEmacsユーザ交流セッション
テーブル内のメンバーでディスカッション形式でATNDのアジェンダに書かれているお題について議論しました。
- お題1:Vim(もしくはEmacs)を使ってない自分はすごく損をしている?
- http://q.hatena.ne.jp/1182209114
- お題2: 春から"プログラマー"になる人はどんなEditorを使うといいか?(VimまたはEmacsまたはその他Editorをお勧めする理由)
- http://dev.ariel-networks.com/wp/archives/482
- http://hiroki.jp/2011/03/27/1767/
- お題3:VimまたはEmacsで開発をしている方の開発からリリースまでの手順や使用しているツールが知りたい
- http://q.hatena.ne.jp/1224365468
- お題4: フリーディスカッション(質問にひたすら応えるターン)
- Show Time?
時間の都合とメモしてた紙を置いてきてしまった為もう一度自分の中でまとめてみました。
1. vimtutorを始める。 % vimtutor <CR>
2. 達人のvimrcを読んで盗みたいと思った部分を自分のvimrcに記述
(既存のVimmerは最初コピペした人が多いかもしれない)
@Shougoさんはkanaさんのrcは初心者にはお薦めしないと言ってました。
3. 有名なVimサイトのまとまったTipsを読んでVimHacksを習得。
'名無しのvim使い' さん
etc ..
4. Hacksを読み実践していくうちにコピペ戦術したrcの内容が気に入らなくなり自分なりのキーマップに書き直す(ハズ)。
5. 検索やVim-users.jpをだだ読みしていく内にPluginを入れたくなり有名どころを入れていく。
別発表であったShougoさんの入れているプラグイン
別発表であったShougoさんの入れているプラグイン
6. helpやPluginのdocumentsを熟読しVisualModeのみに頼らずtext-objectを駆使したり、Plugin用のキーマップ割り当てをする。
ここまでやればVimLevel3まで登りつめられると思います。(VimLevel表はこちら)
Yokohama.vimの参加者を見る限り、自分を含めVimLevel3の方々が1番多かった気がします。
自分はVimLevel3からまだ抜け出せてないなーと思ってはいるのですが、
同じ理由の方がいたら是非次回のYokohama.vimに参加したほうがいいと思います。
明確な理由としては以下の点が挙げられます。
- Shougoさん曰く「Lingrやvim-users.jp、TwitterやGitHubで質問を投げてくるのは大抵熱心なVim中級者以上なので、どうしても初心者というより中級者達のレベル上げに注力してしまう」
つまり一流のVimmerはVim界隈のレベル底上げを願っていてもする機会が少ない。(そしてそれは本来教えを乞う者から聞くべき)
- 各Pluginの操作方法や具体的な今後の方針等、直接作成者からヒアリングでき質問も投げられる!
- 同じようなVimLevelの方々もたくさんいるので、フィードバックが盛んに行える。
基本平日の夜や休日を返上して(本人達はいたって返上してるなんて思ってはいないでしょうが)参加している方ばかりなので、打ち解けられるかの不安は皆無です。
先に書いた脱初心者ステップはあくまでベターな感じですが、
初心者の段階でイベント参加は非常に喜ばれるので、レベル関係なく参加されるが本当は望ましいと思います。
(日時・交通アクセスの都合上等参加できない方もいらっしゃると思うので上には含んでません)
「Emacsのほうがいいとか、Vimのほうがいいとか、ネタでしかないよねww」から始まり、
anything.elとunite.vimでEmacs,Vimを日本で牽引している両者の対談は非常に興味深かったのですが
お互い尊重し長所も欠点も認めあってる点が印象的でした。
Emacsを使わないので分からんですが、るびきちさん曰く"Emacsのpagerは腐ってる!!"とか"今はEmacsもそこまで起動時間遅くないよね" とかそーなんだ話題も満載でした。
興味ある方はTwitter#yokohamavimを見てみてください。
Vimmerは噂通りシャイな方が多く、懇談会ではぎこちない感じも新鮮でしたが
主催のgu4さん、発表してくださった方々と同じ参加者の方々、
楽しいお時間を有難うございました。
ちなみに、テーブル内ディスカッションでの最終的な結論は。。。
既に気に入った開発環境を見い出してるのであれば無理に勧められないけど、
それでもVimに興味があったり
まだ手足のように扱えるエディタを見つけられてない人は、
喜んでVimを勧めるよ!!!
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